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新宿区ダンボール絵画研究会

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[Cardboard-Paintings-Meeting :242] 「新宿ダンボール絵画研究」編集後記の差し替え版です
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    On 2005年 9月 7日 , at 0:14 AM, Eiichiro Fukase wrote:
    編集後記

     多様な考え方が存在し得るが、筆者は、独立キュレーターが果たすべき社会的・歴史的な役割は、公的機関や営利企業にとって扱い難い芸術価値を発見し、提示し、創出することにあると考えている。本件、新宿西口地下街のダンボールハウス絵画の歴史的考証を構想したのは、洋の東西を問わず、考証されないまま実体が判らなくなり、2次、3次資料に基づいた不明瞭な言説が行われることが少なくない近現代美術史に危惧の念を抱いたことが背景にある。例えば、35年経てから関係者4人にインタビューしたところ、4名とも別の発言・見解を示すといったことは当たり前の様に起こるが、どの証言が真実なのか、決定の仕様がない。25〜35年経てから藪に分け入るよりは、10年以内に研究しておいた方が良いだろう、というのが筆者の考え方である。

     例えば、同時代的に接した我が国の美術活動をみても、本件を含む芸術自治区における活動のほか、スモールビレッジセンターの活動を含む1990年代前半の美術家による街頭展示行動(画廊から町に出ようとする運動)、1990年代後半の美術家によるアーチストイニシアチブスペース活動、メディアアートの盛り上がりと退潮、ビデオアート再興運動など、考証するためには相当の努力を要するものばかりである。曲りなりとも、ほぼ全てに立ち会ってきたのは、筆者を含めごく僅かである。ということは、これらをアーカイブ化し、語り部の役割を果たし得る者もまた僅かしかいない。筆者が率先して語り部の役割を果たすべきなのかどうか、判断を迫られる日もそう遠くなくやって来るのだろう。

     本件については、アーカイビング、展覧会、イベント、冊子編集等の多角的活動を推進する見地から、作家や学者、編集者とチ−ムを組む形で、NPOでも実行委員会形式でもなく、研究会形式をとった。昨今、芸術NPOが流行し、その方が助成金を得易いことも事実であるが、傍から見る限り、市民団体方式で継続的に芸術を扱っていくことは難しい。負担の押し付け合いや内部対立、全会一致による衆愚、責任者の頻繁な交代による運営の迷走など、多くの団体は問題を抱えている。他方、公開研究会は、研究・イベント準備の進行状況を社会に対してガラス張りにして、IT技術も活用しながら双方向にリアルタイムで提示できることも魅力であった。この点で、研究会の運営にあたって、小沢剛の「相談芸術」のような効果も生まれてきたのである。

     新宿区の登録団体としたのは、新宿区の施設が半額で利用できるようになる利点もさることながら、ダンボール村の撤去を巡る過去の騒動が市民活動家と行政の衝突と捉えられがちであり、芸術活動とは直接の関係がないにも拘らず、そこで行われた芸術活動まで「アンタッチャブル」な見方をされてきたことの修正を企図したものである。全ての出来事が歴史に還元され、最終的に体制に収斂して行くのであれば、今がその時である。研究会活動の一環として、東京都庁南展望台の初アートイベント「武盾一郎ライブペインティング」(平成17年8月)を開催したのも、その意味合いからである。10年前の出来事を記憶している、いないに拘らず、2千名の観客と都庁職員がともに楽しんでくれたことは、こうした意図の実現に関して、多少なりとも期待を持つ根拠となった。

     また、研究会メーリングリストにおける初期の議論では、ダンボール村は工業用ダンボールのリサイクル使用の一形態としても捉えられるし、ダンボール絵画は使用済ダンボールに芸術価値を与え再生させることに他ならない、との見解も示された。一理ある。これらの営みは世界に冠たるリサイクル都市であった江戸の伝統を正統的に後継している、とも考えられる。当初「新宿区ダンボール絵画研究会」として結成され、新宿区民ギャラリーに団体登録(平成17年3月)した本研究会は、こうした考え方から、新宿区立 環境学習情報センターにも 「新宿区ダンボール再生芸術研究会」の名称で登録することとなった。
    研究会では、諸般の作業を楽しく進めることができた。本書に寄稿していただいた方々をはじめ、関係各位に感謝の気持ちで一杯である(いや、お世辞抜きで)。藪に分け入ることを余儀なくされる、その前に、僅かながらも本冊子のような研究成果を残せた喜びを、研究会一同、読者の皆様と分かち合いたいと思う。(FMVAPP)
    | MLポスティング | 07:17 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |









    http://kenkyukai.cardboard-house-painting.jp/trackback/324666
    キュレーターってな~に?
    てな質問に対して横浜トリエンナーレ、アサヒ・アート・フェスティバルなどをキュレーション手がけてる芹沢高志さん監修のもと説明をしてゆくartgene plusとゆうブログが。全4回。 で、第一回目のエントリから引用させていただけば、 キュレーターとは、広い意味で、
    | キてます!キてますぅっ!! | 2005/09/09 2:38 AM |